2022年中途社員インタビュー/ staff interview

プロジェクトマネージャー
K.D
2022年9月
天津財経大学、北京第二外国語大学
放送系会社での通訳・翻訳
得意言語 : 中国語
出身 : 中国

なぜプロジェクトマネージャーに挑戦したいと思いましたか

大学院では日本語通訳を専攻し、前職もフル社内通訳者として放送通訳や翻訳に携わってきました。今までは実践を通じて、通訳と翻訳のスキルアップにひたすら取り組んできましたが、日本の翻訳・通訳業界の仕組みや動向については、漠然としたイメージしか持っていませんでした。そこで翻訳・通訳者が置かれている環境を知るためには、通訳者本位の視点から脱却し、依頼者側の視点やニーズを把握する必要があると考え、転職に踏み切りました。

その中でアミットを選んだ理由は、アミットの掲げる方針に共感を覚えたからです。AIが日々進化し、翻訳・通訳業界が岐路に立たされるなか、アミットは先手を打って積極的にAIを導入し、活用しようとしていました。この姿勢に惹かれ、一緒に業界の将来やあり方を考えていけるのではないかと思い、入社しました。

現在、どのような仕事をしていますか?

主に翻訳・通訳案件のプロジェクト管理をしています。中国語ネイティブなので、中国語の案件を数多く手がけています。案件の内容は、翻訳は化粧品から調査票まで多岐にわたり、通訳は日本国内に限らず、海外通訳の訳者手配も対応しています。

どのように前職の経験を活かしていますか?

中国語ネイティブですし、前職で翻訳をたくさんやっていましたので、細かい中国語の翻訳案件は校正を自分で行うようにしています。特に化粧品など表現力が求められる内容は、母国語力を活かして、お客様の要望に合わせて表現をブラッシュアップします。通訳においては、前職でさまざまな通訳形態にふれられたので、通訳のお問い合わせが来たときは、お客様のニーズや通訳現場の状況について、ある程度、想像力を働かせて提案することができています。

仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?

やはり受注が決まった時と、納品した時です。前職の仕事はどちらかというと内向きで、自分の業務をミスや事故なく終えればよしとされていましたが、アミットの仕事はお客様と翻訳者や通訳者をつなぐ橋渡し役で、情報を過不足なく共有し、意思疎通を円滑に進めるコミュニケーション能力が求められています。確認不足でやりとりが何度も往復するなど、苦労したこともありますが、その分、受注した時は努力が報われたな、と大きな達成感を覚えます。
納品した時も同じで、翻訳者や校正者が磨き上げた訳文をこの手でお客様にお渡しし、お客様にありがとうと言われたときは、一番嬉しいです。
コミュニケーション力はどの仕事にも求められる能力ですので、今後はさらなる向上を目指して頑張っていきたいと思います。

アミットの職場環境はいかがですか?

一言でいえば、風通しがよく、働きやすい環境です。わからないことがあったら、先輩に聞けば、丁寧に教えてもらえますし、上司の前でも、自分の仕事に対する考え方を率直に述べられます。
また、前職は仕事柄でリモートワークがとれなかったのですが、アミットはハード、ソフトの両面でリモートを取りやすい環境が整っていますので、自宅でも仕事がスムーズに進みます。
あと、上司や同僚がしっかりとフォローしてくださるので、休みも取りやすい環境だと思います。

中途採用の入社を希望される方へのメッセージ

通訳の仕事もプロマネの仕事も、言葉で人と人をつなぐ力が本質的に求められます。AI時代と叫ばれる今の時代では、このような能力がよりいっそう求められるでしょう。他の業界でコミュニケーション能力を磨いてきた方は、アミットでその強みを発揮できると思いますし、もっとコミュニケーション能力を高めたいと考えている方も、さらに力を鍛えられると思います。

言葉に興味を持ち、人と人をつなぐ仕事をなさりたい方は、是非アミットでのキャリアを検討してみてください!