外国人留学生向けマナー講習会リポート

外国人留学生向けマナー講習会リポート

日本への外国人留学生は年々増加傾向にある一方で、日本の法律を知らずに違反し捕まってしまう留学生が増えていること、ご存知でしょうか?

また、日本にはその他にも暗黙のルールとして、さまざまなマナーが存在します。例えば、電車やバスに乗る際は、必ず列を作る。電車内での通話はNG。公共の場での喫煙は指定場所で、などなど。

こうした日本のマナーや法律を少しでも知ってもらおうと、東京都では外国人留学生に対し、学校からの依頼を受け講習会を実施しています。ただ、中には日本語が十分理解できない学生たちもいます。

そこでアミットは昨年度から、そうした方々に向けて、外国語で講師業務のお手伝いをさせていただいています。今回は平成28年度初日の4月1日に某有名大学で実施された講習会の様子をお伝えします!

平均的な講習会の参加人数は30名前後といったところですが、今回は有名大学というだけあって、なんと200人近くの学生たちが集まりました。

参加者の8割は中国人の学生たちで、その他は、韓国人、インドネシア人など。
ちなみに日本全体の留学生数の国別の割合は、中国人留学生がほぼ5割を占め、次いでベトナム人、ネパール人となっているそうです。

※独立行政法人日本学生支援機構(JASSO) 「平成27年度外国人留学生在籍状況調査結果

アミットでは、ベトナム語、中国語の講習会も担当させていただいていますが、今回はほとんどの学生さんたちは日本語がわかるということで、東京都の職員の方が日本語で講習を行い、来日してからまだ数日というインドネシア人12名に対して、弊社のスタッフの中村が英語で通訳をしました。

私自身もアメリカで留学した経験がありますが、やはり行った当初はアメリカ独特のルールがあって、戸惑ったこともありました。

例えば、レストランでは、日本のように「すみませーん」と大声で店員さんを呼ぶのはマナー違反。それから、トイレのドアは、使用後ちょっと開けておきます。日本に来ている留学生たちも、日本のマナーや法律を知って、楽しい学生生活を送ってください(^^)/

文責:矢部